英語

品詞があるという事を知っておこう!(英語・英単語)【英文法学習のための準備学習④】

英単語 勉強

こんにちは。

現役の塾教室長兼講師のトトです。

講師歴は10年になります。

 

「英文法学習のための準備学習」の4回目になります。

 

さて今回は「品詞」というものがあるという事を知っておくことが重要だというお話です。

 

中学英語(高校受験)ではさほど影響はしませんが、大学受験となると、品詞の知識が必要になりますし、問題集の解説などには品詞での解説が出てきたりします。

 

それまでに品詞という概念で単語をとらえるということをしていない子、もしくは国語の文法が苦手な子は、品詞で英文法を見るという事が極めて困難になってきます。

わからない~!となる前に、手を打ちましょう!

 

そこで品詞を学ぶ際に必要な事を今回はご紹介させていただきます。

難しそうですか?

大丈夫です。日本語を交えて教えればすぐに理解できます!

 

※今回の内容は、「そんな考え方や捉え方があるんだなー」くらいの理解で結構です。
あくまで「知っておくこと」が重要なのです。

 

 

step
品詞は言葉の種類を表す(まずは日本語で!)


step
まずはこの4つの品詞から


step
品詞は、主語や述語などとは分け方が異なることを教える

 

では一つ一つ見ていきましょう

1.品詞は言葉の種類を表す(まずは日本語で!)

品詞というものは、「言葉の種類」を表します。

単語はたくさんあり、わかりやすくするよう、「グループ分け」したものです。

例えば物の名前を表すものは「名詞」ですね。

動きを表すものは「動詞」です。

というように、定義だけ教えても「は?…で?」となります(笑)。

英単語で教えるのもまだわかりにくいので、ここでは日本語で教えましょう。

例えば、
「机って動きを表す言葉かな?」
「動きではないよね。」
「物の名前だね。」

というように、

日本語の単語で怜を挙げて教えるようにしてください。

国語の文法が苦手な子は国語の文法の学習にもなります。

英文法は日本語の文法との比較の学習でもあるので、必ず日本語での文法確認を入れる事をお勧めします。

 

ココがポイント

品詞の確認は日本語の例で確認する。

 

2.まずはこの4つの品詞から

品詞を教えると言っても、英語の品詞はたくさんあります。

英語で学習する品詞

大きく分けると以下の8つ。

・名詞

・動詞

・形容詞

・副詞

・助動詞

・前置詞

・接続詞

・間投詞

学校の授業や参考書などで出てくる言葉としては
・代名詞
・冠詞
・疑問詞
・動名詞
・不定詞
・分詞
・関係代名詞
・関係副詞

なども「~詞」というグループです。

これらを全て一気に違いを把握する事は困難なので、

最初に説明するのは以下の4つだけで結構です。

最初に説明すべき品詞4つ

・名詞(代名詞)

・動詞

・形容詞

・副詞

 

なぜこの4つなのかというと、

英文法を最初に学習するときに、よく出てくる品詞だからです。

 

最初は短い英文で学習が始まります。

短い文だと、英文の中でどの品詞をどのように使うのか、把握しやすいからです。

この4つの品詞は英文を作り、その構成を理解する上で基本となる品詞です。

いわゆる「基本5文型」も上記4つの品詞で構成されています。

不定詞でも「形容詞的用法」など、その役割を形容詞や副詞の役割として理解するような指導になっいます。(詳細は省きます)

 

つまり、この名詞、動詞、形容詞、副詞は文を理解する・させるために最低限必要な品詞という事なのです。

これは国語の文法でも同様の事が言えるので、教える側がこの意識を持つことがとても重要なのです。

発音や作りは違っていても、語学上「伝える、理解する」ために必要な事は万国共通だと言えますね。

 

一つ一つの品詞について簡潔に説明し、お子様と確認しやすいように、例も挙げておきます。

家庭学習,勉強,できないをできるに

 

①名詞…モノの名前

名詞は「モノの名前」です。

(例)車、新幹線、かばん、机、お母さん、弟、犬、太郎(人名)、私(代名詞)、彼、彼女
などです。

これはわかりやすいですね。

 

②動詞…動きを表す

動詞は「動きを表す」言葉です。

(例)走る、持つ、洗う、食べる、飲む、投げる、いる(居る)、ある

などです。

 

これもわかりやすいですが、2つほど「あれ?」と思った単語があると思います。

それは「ある」と「いる」です。

これは日本語のイメージ上、「動作」という感じはしないですよね。

でも日本語の文法上も「動詞」として分類されています。

「じっとしているという動作」といったイメージです。

 

この「いる」や「ある」は英語でも動詞なのですが、その中でも「be動詞」に分類されます。

英語ではbe動詞って簡単なイメージがあると思いますが、実は日本人にとってbe動詞のイメージがはっきりしにくいので、

助動詞と組合せて使用するときなどに、よく「be動詞を忘れる」というミスが起きます。

(be動詞を説明する事があれば詳細はそちらでご案内します。)

 

 

この段階ではまだ「動作」だけの理解でも結構なのですが、「 いる や ある も動詞になるんだよー」と伝えておいてください。
be動詞の学習の時に役立ちます。

 

③形容詞…状態や様子を表す

形容詞は状態や様子を表す単語です。

まだ低年齢のお子様だと、状態や様子といってもピンとこないので、必ずたくさん例を挙げて確認してくださいね。

(例)優しい、嬉しい、悲しい、熱い、冷たい、寒い、しんどい、静かな、大切な、簡単な

などです。

一つ一つえを様子や状態という言葉を添えて教えると、様子や状態の意味もなんtなく理解できるかと思います。

 

ここでのポイントは

英語には「形容動詞」という分類がない、という事です。

 

日本語では

「言い切りが「~い」となるもの」は「形容詞」で、

「言い切りが「~だ」となるもの」は「形容動詞」という分類となり、

 

上記の例の場合、

形容詞は、優しい、嬉しい、悲しい、熱い、冷たい、寒い、しんどい

形容動詞は、静かな(だ)、大切な(だ)、簡単な(だ)

という分類になります。

 

しかし英語では、静かな、嬉しい、簡単な、などの日本語では形容動詞に入る単語は「形容詞」の分類になります。

 

せっかくなのでもう少しお話ししますね。

では、形容動詞ってそもそも何?というお話ですが、

実は英語では「be動詞+形容詞」の形が日本語の形容動詞にあたります。

 

たとえば

日本語で形容動詞である「大切な(important)」は英語では「形容詞」です。

英文で使用してみます。

This is important,
(これは大切だ。)

実はbe動詞と組み合わせると「大切だ」となるのですね。

なので、形容動詞とは字のごとく「形容詞と動詞」なのですが、

英語に当てはめると「形容詞とbe動詞」という事になり繋がりますね!

 

 

日本語の文法をすでに学習していて、よく理解されている場合は、上記内容にも触れて教えると日本語との比較ができてより、深い理解につながると思います。

 

とはいえ、この段階では、

形容詞は「様子・状態を表す」という意味上の理解だけで結構です。

 

④副詞…動作や状態をより「どれくらい」なのかを説明する語

副詞は動作や状態・様子がどれくらいなのかを表す語です。

(例)とても、速く、昨日(に、で)、上手に、少し、ときどき、いつも、
などです。

上記単語の後ろに動詞や形容詞をつなげるとわかりやすいかと思います。

副詞の確認の仕方

とても暑い」

早く走る」

上手に演奏する」

少し食べる」

ときどきゲームをする」

いつも勉強する」

といった具合です。

これで動詞(動作)や形容詞(様子・状態)を説明する語だとイメージがつくのではないでしょうか。

副詞は正確には名詞以外を修飾するのですが、ここではあくまで副詞の役割のイメージ程度でいいので、細かいことは省きます。

 

ココがポイント

まずは名詞・動詞・形容詞・副詞の違いを確認、理解する

親子で学習

3.品詞は、主語や述語などとは分け方が異なることを教える

ここは少し難しくなるかもしれないので、もし「理解が難しくなりそう」とか「ごちゃごちゃしそう」という場合は後回しでも結構です。

読み飛ばしてもらってもOKです。

後でも主語と述語の学習は記事にするので、大丈夫です。

 

英文法を学習するときに、

先に述べた「品詞」と

主語や述語など(~語)で呼ばれる「文の成分」

とを区別できていない生徒が多いです。

これをご覧いただいている保護者の方でも「なんとなく同じ漢字」ととらえている方が多いと思います。

逆に「なんか分け方に違いなんてあったっけ?」

って感じではないでしょうか

 

これは、英語の指導法に問題があります。

英文の語順を学習する際に、ほとんどの参考書が

「英文は (主語+動詞)で始める」なんて書いてあります。

日本語では「主語と述語」とワンセットな感じで把握しているのに、

英語になったら「主語+動詞」と、

品詞と文の成分が混在する言い方になっています。

このせいで、日本語の文法を学習するときに「主語や述語と、品詞は同じもの」と捉えてしまう生徒が多いのです。

 

主語や述語は「文の成分」といって、品詞を文の中でどの役割として使用するのか、を表す語です。

たとえば名詞でも、

主語になったり、述語で使用されることもありますよね。

 

私はその学校の先生です。(私という名詞を主語で使用)

その学校の先生は私です。(私という名詞を述語で使用)

 

このように、品詞と文の成分は役割が違うのです。

ではなぜ英語の学習では、述語と言わずに動詞とするのか、ですが、

先述したように、日本語の述語の場合、述語は「主語の結果を表す語」として認識されています。

なので形容動詞というものが存在するのです。

 

しかし英語ではあくまで主語が動作するのかしないのかを重視しています。

(その状態で「いる」という動作と捉える)

述語に対する考え方が日本語と英語で異なるので、このような現象が起きてしまっています。

これらを説明するのはとても難しいですよね。

日本語の文法をどの程度習得しているのかにもよるので、細かくは触れなくていいと思います。

でもお子様が気にしている、もしくはそれっぽい質問をしてきたときは上記のようなお話をしてあげてください。

 

保護者の方でも、「違いがある」ということを知っておくだけでも対応は変わってきますしね!

 

ココがポイント

「品詞」と主語・述語などの「文の成分」は異なることを知っておく!

 

まとめ

家庭学習,できる,わかった

いかがでしたでしょうか。

「品詞がある」ということを知っておくだけで、辞書の使い方や今後の英文法の学習がしやすくなります。

日本語で教えるだけなので、子供も理解しやすいかと思います。

日本語の文法も一緒に確認できるので、ぜひ取り入れてください!

ポイントまとめ

ポイントまとめ

  • 品詞の確認は日本語の例で確認する。
  • まずは名詞・動詞・形容詞・副詞の違いを確認、理解する
  • 「品詞」と主語・述語などの「文の成分」は異なることを知っておく!

 

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